DAYS / 2026 / 05

26-05-29 FRI

昨日聞いていた菊地成孔と東浩紀の対談の続きを再生しながら続刊カバー帯の新規ラフ製作の続き。上手くまとまった感があるので一旦寝かす。が、なんかソワソワしたのですぐ1時間後に再度チェックして提出した。
冊子用画像を作業用に処理する。ラフを提出していた雑誌ADが戻ってきたので入稿データの作成と提出。昨日の雑誌記事ページラフ製作をちょっと進める。
単行本つきもの色校の確認。トーンジャンプしづらいグラデーション画像の作り方のコツを調べようと思った。トーンジャンプしてるグラデーションは暴力に晒されたあとのような表情をしている。
続刊単行本の打ち合わせ中、今巻も関わっているひとたちの思い入れを端々から感じてワクワクする。来週に備えてデータの準備を進める。
対談視聴後に聞いていた別の放送のアーカイブで、東浩紀に「批評って何?」という質問が寄せられていて、東浩紀は憔悴したような表情で「イキった男の子の表現なんじゃないか……」と答えていた。私は今の自分との連続性を保ったままイキった男性性を獲得したいんだよなあと思った。こういう感覚を持っている女性はそこそこいると思うんだけれども、“女性であることを維持したままイキった男性性を獲得する”ということがどういう状態なのか、あんまり上手く説明できない。「絶対モテてるでしょ!」と言われたときに菊地成孔が言うかんじで「いやいや、全然モテませんよ」って言いたい、とか。ちなみに今までの人生の中で「絶対モテるでしょ」と言われたことはない。
編集さんからのとてもうれしくてありがたいメールを受け取りバリ笑顔で終業。

26-05-28 THU

また花粉が飛んでるようなくしゃみが出る。鼻をかむというか、鼻のあたりの皮膚をかたいティッシュで削るついでに鼻水を排出している。
昨日ゲンロンカフェでやっていた菊地成孔と東浩紀の対談イベントの動画をシラスで購入。90年代にフェス出演のためにバンドでユーゴスラビアに訪れた菊地成孔は、バンマス(大友良英)が打ち合わせをしているあいだ、バンドメンバー2人と現地の女の子たち3人で楽しくグループデートをしていたらしい。デートをしていた都市は翌年“NATOによって”爆撃され、そしてその更に翌年以降もフェスは続いた、という話をしていた。私の好きな、菊地成孔の音楽観そのもののようなエピソードだと思った。音楽を超マッシブなものだと扱っているひとの話だと思った。
そんな話のおしゃべりを聞きながら雑誌の記事ページのラフ製作。企画の第一弾告知記事なので、まとまりすぎて迫力(つまりワクワク感)が出ないという状態を避けるならどうしようかな、ということを考えながらレイアウトを進める。
6時間ほどで配置やトーンが固まったので作り込みは後日に回す。記事ページは作るのが楽しいから、時間の余裕があるときに依頼されると本当にうれしい。
シラスの対談は聞いていて疲れたから半分くらいで切り上げて、ちょうどこちらも昨日、Spotifyで解禁された菊地雅章の六大を聴いていた。
電子版単行本つきものの入稿。フェア特典の入稿。色校の確認とデータ修正。到着素材の確認。
今日は一日中風があって、全開の窓から入ってくる湿度の高い風が気持ちが良かった。

26-05-27 WED

アニメ化拡材の再入稿。
先週入稿した単行本の色校がドンドン届くので、断ち切りや色味の確認、カバー帯のデザインがずれていないかチェック等々、カッターとルーペ片手に良く確認する。(そしてミスが見つかり修正……)
他にも色校確認前にデザインの修正が発生したりと細かい対応を進めつつ、届いた単行本続刊の素材と掲載原稿の確認。おもしろくて胸のあたたまる漫画だぁっ。
事務所の素材集CD-ROMの取り込みも終えた。CD-ROMの寿命を実感する作業だった。

26-05-26 TUE

午前中、お給料日後の事務作業。
アニメ拡材のラフ製作と提出、修正作業。
打ち合わせに向けて資料確認。50P以上の冊子製作になると、各ページの掲載情報を確認しているだけで小一時間くらい過ぎていく。ワクワクする。打ち合わせ後内容まとめ。ついでにノリを維持したまま作り起こし素材の試作。楽しい。
依頼されているフライヤーのアイデアが脳内でまとまってきたので一旦ざっくりと描いてみる。密度感を上げるためにまたインプットに戻る。
その他データのバックアップ作業などの事務作業。今月は抱えている案件数がだいぶ多かったのでどうなることかと思ってたけれども、いつものように余裕のある月末だ。

26-05-25 MON

朝、髪を切りに行く。帰りに今日発売の『魔法少女勧誘失敗プイチョ!』の様子を見に渋谷のアニメイトへ。本日発売コーナーに面陳されているのを見て一安心。
グロスPPとマットPPの色校を見比べながら担当さんと相談して「プイチョの質感を優先してマットPPにしましょう」と決めたが、他のグロスPPの漫画に並んだとき埋もれないか少し不安もあった。実際に店頭で見ていて、漫画は薄いビニールに包まれて売られるから、書店での見え方ってグロスとマットでそこまで変わらないことを思い出した。
打ち合わせのために映像資料を再度視聴。ついでに参考漫画も読む。
皮膚科の薬で顔がヒリヒリする1日だった。

26-05-22 FRI

昨日作っていた続刊電子版コミックのラフを完成させて提出。
提出していた続刊カバーが戻ってきたので、帯以外のつきものラフに展開しラフ提出。
事務所から借りてきた素材集CD-ROMから素材を取り出そうとするも最近のMacは昔のCD-ROMを読み取れないとかなんとかでエラーが出る。ターミナル経由でディスクイメージをノロノロ作る。
その他修正対応など。

26-05-21 THU

土や雨の匂いのする朝で、お天気デッキに“梅雨らしい日”が加わったことを知る。
先日イラストに入れた赤字が反映された色校が届く。編集さんの指示を仰ぎ、至らなかった部分を反省する。ありがたいことに三校もお送りいただけるとのことで、三校をしっかりと確認しよく学ぶことを心に決める。
昨日聞いていたPodcast番組で太田光氏が若手の頃に立った舞台で自分たちのことを「素人」と言ったことを事務所の社長に怒られた、という話をしていたことを思い出す。私のことをプロだと判断して発注している方々の期待にしっかりと応え続けなければならない。仕事中、ほんとうに学ぶことばかりだが、相対したことに「学ぶ」という姿勢を取り続けることは信頼への裏切りだ。そして裏切らないためには精進するのみだ。
単行本つきもの一式の入稿。その他入稿。
資料として送ってもらった映像を流しながら来週に備えデータの整理。

26-05-20 WED

拡材の修正対応・入稿データ製作と電子版単行本の製作物一式の入稿データ製作。
後、昨日のラフ製作の続き。完成して提出。

26-05-19 TUE

午前中、社員インタビュー企画のために出社。私はおしゃべり大好き人間なのだけれども、自分の思っていることをポンと出すには言語スキルが不足してるんだよな〜というようなことを痛感する。インタビュアーをつとめてくれた古園さんのアシストのおかげで自分の思っていることを話せた。
帰宅後、アニメ化作品の拡材一式の入稿。7月頃には大型漫画専門書店に掲出されるそうで楽しみな夏の予定がひとつ増えた。
後手に回ってしまっていた単行本本文ページのラフ製作と提出。そして入稿。
素材が届いた単行本カバーのラフ製作を完成の目処が立つまで進める。

26-05-18 MON

付き物一式入稿。別件付き物一式ラフ提出。
Podcast番組〈シットとシッポ〉で「“体力おばけ”自己啓発派閥と“虚弱”エッセイ派閥の2大巨頭が世を席巻している」と言っていた。声をだして笑う一方で納得感・腑に落ち感にハッとさせられた。
最近手を動かすことで感覚にフィードバックするかんじがたのしくて無邪気に画材を楽しんでいるんだけど、PCでやろうと無意識で思うような細かい作業を手作業でやりたいなと思った。
その他単行本付き物の修正対応等。

26-05-15 FRI

デジタル原稿を確認しながら届いた色校のイラストに赤字入れ。まだまだ練度が足りていないと思っている作業なので緊張する。ルーペも頭もPhotoshopのスポイトツールもフル回転。他のデザイナーさんや編集さんがどういうことを考えながら赤字を入れているのか、機会があればリアルタイムで見て勉強させてもらいたい。
付録小冊子で開きが逆のままラフを製作していたことが判明し、入稿直前に左右ページを入れ替える。今回はイラストの面付けのみだったのでInDesignの賢さにおおいに助けられたが、これが各ページでデザインが違うようなものだったり、画像を散りばめたレイアウトだったりという場面のことを想像して肝が冷える。直近でも同様の問題が発生していたので、開きの確認ほんと大事……早めに確認していれば別の作業時間が確保できたので落ち込む。
その他新規カバー帯のラフの製作と提出や単行本本文ページのラフの製作と提出。合間に修正対応や入稿をドタバタと進める。
単行本のデザインが並行して5,6件あると未提出ラフがどれなのか混乱してくるが、単行本のカバー帯のような“顔”となるものは早めに提出したい。そうなると確認してもらってる間に別作品の口絵や本文を進めて……と作品間を行き来しながらラフを製作するハメになり、つまり自ら混乱しにいくように仕事を進めている。
作業の傍らWebサイトの構築と運用のためにラーニング動画を流す。てんてこ舞いな場面ほど、思考のリソースをさらに圧迫しにいくような異常行動に走ってしてしまいがち。愚か。

26-05-14 THU

ひたすらに修正対応を進める。
メールやチャットにキビキビと返信して、連続居合切りのような日。
新規ラフの製作に取り掛かろうとしていた時間が圧縮されると焦る。
夜は無限だから……という奥の手(徹夜)はまだ出さずとも集中力で乗り切れるだろう、と明日の自分を信じて退勤。

26-05-13 WED

前日の夜に酒で酔い過ぎたことをフラッシュバックしながら(そして大声で唸りながら)仕事をした。

26-05-12 TUE

午前中、溜まっていた家事。夏用の布団を干す。
午後、単行本のラフ製作。特装版と通常版が出る単行本の依頼をたまにいただくが、それぞれのカバー製作に必要な時間って、作品によって結構違うんだなということを初めて意識した。

26-05-11 MON

販促拡材のラフ製作
提出済みラフの修正対応
週末に行った三木章弘さんの展示と連動したPodcastを聞く。展示されていた作品の描線や配色の組み合わせを思い出しながら、自分が良いと思う感覚を作品として完成させる胆力に背筋を正された。
今年のNight Mellowのフライヤーが公開される。構想を聞いたときにワクワクした気持ちがフライヤーから滲み出ているといいなぁと、今年も思う。
夜、大学の先輩から頼まれているタイポグラフィーの製作を進め提出。
『ゲンロンy 創刊号 落選論文集』の宮本綾〈「ハーパシー」というミソジニー──あるいはルンペンプロレタリアートの潜勢力を否定するもの〉を読み進め、途中で就寝。